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#1383/1463 にせにせボード
★タイトル (        )  18/04/09  13:46  ( 48)
[EWI-USB] 持ち出し環境ひとまず第一歩 / あさ
★内容
おさらい:(3行)
・EWS-USBという電子笛を購入(だいぶ前)これは基本的にPCに繋いで音を出すものなので、基本、自宅でしか使えない。
・だがしかし、これを外で(1.音楽ホールなど電源のとれる場所、2.電源もとれない屋外)使えないか?
・ということで調べたら、世の中にはスマホやタブレットで演奏している人が!

ということでEWI-USBを持ち出して演奏できるようにするための準備を整えよう!というお話で、ひとまず一段落つきました。

もともとiPad miniや小さめのWindowsタブレットあたりをメインに考えていたのですが、結局のところ、第6世代のiPadを購入しました。
iPad miniよりは大きいんですが、比較してみるとあまり変わらんかなーというのと、iPadは32GB版というお手頃価格のラインナップがあったのがポイントです。
Windowsタブレットも悩みましたが、音声関係のデバイスに不安があったのと、割と手頃なストレージサイズのものがなかった(たいてい16GB)ことから、iPadにしました。
まあWindowsタブレットの場合ストレージはmicroSDで補えはするのですが。

新たに購入したもの:
1.iPad(第6世代)、Wi-Fiモデル/32GB版
2.純正Lightningカメラアダプタ、電源供給機能付き ※1
3.Magellan(iOS用音源アプリ)
4.Cubasis 2(iOS用DAWアプリ)

単純にiPadを「楽器」(音が出るもの)として使うのであれば、実は1.と2.だけでもいけます。
1.と2.を接続し(2.は電源も供給する)、2.にEWI-USBを接続、Garage bandという標準搭載のDAWアプリを起動し適当な楽器を選択しておくだけ。
Windowsタブレットだとそうはいかない。このへんはApple製品の優れているところだと感じます。
ただし、これだけでは単に「音が出る」程度。特にEWI-USBやYAMAHAのWXのような楽器(ウインドウシンセ)は、せめて息の吹き込み具合で音量コントロールができないと楽器として使うレベルになりません。

それで、実は「息の吹き込み具合で音量コントロール」というのが実は少し厄介。
PCやタブレット、スマホの音源そのものは世の中に沢山あります。
しかし「息の吹き込み具合」に対応しているものというのが数少ないのです。
もう少し詳しいことをいうと、ウインドウシンセという楽器が出すデジタル信号にBreath control(コントロールチェンジ番号2)というのがあります。
これを解釈できる音源がなかなかないということになります。
直接解釈できるPCやタブレット上の音源は、知る限りでは、AREA(EWI-USBに付属)、IFW(フリー)の2つ。
AREAはWindowsとMacOSのみ対応、IFWはWindows、MacOSがあり、更にはiOS版も準備してくれたようなのですが、現在配付をしていないとのことで入手できません。
そこで、3.の登場。Magellanはウインドウシンセ等が出すデジタル信号のうちのコントロールチェンジをマッピングする機能を持っています。
Magellanの他にも同等の機能を持つアプリはあるようですが、ググったところ先人による評価結果がよさげでしたのでこれを選びました。
先人たちのblog等を参考にはしたのですが、私の場合、端的にBreah controlをボリュームに割り当てることでほぼやりたいことができました。
これで、ひとまずはEWI-USBとiPadだけで立派な単独の楽器になり得ました。

更に4.Cubasis 2。
DAWなので、EWI-USBでのリアルタイム演奏と、あらかじめ仕込んでおいた音声データやMIDIデータをミキシングして音を出せます。
たとえば、マイナスワンの(カラオケの)曲を仕込んでおいて、それをBGMとしてEWI-USBを演奏するといったことができるようになります。
ただしこれは、試していませんが、標準搭載されているGarage bandでもできるのだと思います。
Cubasisを導入したのは、単に当方がCubaseの操作に慣れていて、Cubasisの操作感がCubaseと似ているからです(^^;

※1:
先人たちのblogを見ると、カメラアダプタのほかに電源供給付きのUSBハブが必要、という説明が多いです。
これは単に昔のカメラアダプタ(電源供給機能なし)のLightning経由だけではEWI-USBに必要な電力が供給できないための対策でした。
電源供給機能付きのカメラアダプタを使えば、電源供給付きのUSBハブなしでもイケました。
しかもiPad本体を充電しながら使うことになるので、iPad本体のバッテリーを気にしなくてよいです。
こんな用途にカメラアダプタを使うなら、電源供給機能付きのがおすすめです。


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