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#1412/1463 にせにせボード
★タイトル (        )  19/03/04  17:33  ( 79)
物欲万歳!というタイトルで書いていたのはいつの頃だったか / あさ
★内容
忘れました。

ともあれ、最近はあらたなものを仕入れると思いつくままのレビューを書いてましたが、今回もそれです。

今回仕入れたもの: オンキョー AVレシーバ TX-L50

実はお安い5.1chのAVアンプ(オンキョー SA-205HDX)を長年使ってきていたのですが、昨年ぶっ壊れました。
我が家のテレビは内蔵のスピーカがしょぼすぎて人の声等が聞き取りにくいので、何らかのアンプが必須でした。
そこで昨年は、これまた安いバータイプのTV用スピーカを急遽購入して使っていました。
ただし、音の問題は解決するものの、バータイプのTV用スピーカがテレビのHDMI端子をひとつ占有してしまうため、家にある機器のすべてを繋げなくなってしまったのでした。
そういった背景もあり、お安いAVアンプを探していました。
AVアンプは、かなり安価なものも結構な数が出回るようになりました。しかしふつうのAVアンプは基本的に箱がでっかいので、我が家のラックに収まりません。
そこで、安いだけでなく、小型のものが欲しい。
最近は薄型のものもいくつか出ています。ソニーやマランツなど薄型を出している中、オンキョーとパイオニアの2ブランドから、ものすごく薄いのが出ていました。
といっても、ずいぶん前に出されたものですし、オンキョーとパイオニアの薄型はどうやら中は同じっぽいです。
まあいずれにしてもこの1点しかない、というのと、家で使っている機器が黒基調ということもあり、オンキョーブランドのTX-L50を。

最近は安価でも7.1chだ9.1chだ7.1.2chだと色々なのがあります。
ですが、狭いリビングで使うのにたくさんのスピーカは置けませんし、TVやBDコンテンツの音響にそこまでこだわっていないので、5.1chで十分。
しかし購入してみると、5.1chだけでなく3.1.2ch構成で使え、ドルビーアトモスのソースが再生できる模様。
実売で3万ちょいなんですが、へええ、なんかすごいですねぇ。
ちょっと楽しみが増えた感じです。

家に届いてすぐに設置しました。以前使っていたスピーカセットを引っ張り出してきて、とりあえず3.1ch構成に。
さすがに音質は、TVのスピーカ < お安いバータイプのTV用スピーカ < TX-L50 であることがぱっと聴いてわかるレベル。
CMにも臨場感(笑)

さてこのTX-L50、AV「アンプ」ではなく「レシーバ」です。受信器でもあります。
何の受信器かというと、FMラジオ、Bluetooth、ネットワークコンテンツの受信器、ということになります。
ネットワークコンテンツとしては、Spotify、radiko.jpなどのネット配信・ネットラジオや、Chromecast built-in, Bluetooth等、モバイル機器の再生内容のリダイレクト等ができます。
まあBluetooth受信器は今では色々なものにくっついてくるようになったし、Spotifyやradikoのようなサービスもパソコンひとつでどうにでもなるっちゃなるんですが、
リビングでAVアンプとスピーカを通して配信サービスを聞けるのもまたよろし、といったところでしょうか。

使い勝手は以前使っていたAVアンプ(SA-205HDX)と同等かな。サブウーハーは通常のスピーカーだけでなくアクティブスピーカもつなげられるようになったくらいだと思います。
あとは、アナログ入力端子が減ってHDMI入力が3から4になった。
リモコン操作が必須。リモコンはSA-205HDXのものよりも使いやすくなっています。

TX-L50のAVアンプとしての性能は、正直よくわかりません。
そもそも当方の目的が薄型テレビの音を良くしたい+αでサラウンドなコンテンツをちょっと良くしたいというレベルですので。
それとアンプなのでHDMI機器をたくさん入力できるようになることですかね。


TVのスピーカに不満がある方は、バータイプのスピーカーを導入するか、AVアンプを導入するかのいずれかになります。
バータイプのスピーカーもドルビーアトモス対応のもの等わりと高級なものもあり、相場は1〜10万円くらいだと思います。
AVアンプはTX-L50クラスの実売3〜4万円から数十万、スピーカーセットは2.0ch用のセットで1万円〜青天井(笑)ですが、併せて5〜6万を見込む感じですかね。
どちらが良いのか?以下、当方の思うところを書きます。

【音質】
バータイプ : TVのスピーカよりセリフが聞き取りや空ければそれで良いレベルの方。
AVアンプ : 音には少しでもこだわりたい。大音量での圧倒的な臨場感が欲しい方。
究極を目指す方は当然AVアンプ、となります。
TVスピーカでも良いけどとにかくドラマのセリフがききとりにくいだけ!ならば、バータイプが良いように思います。
あとは程度問題だと思いますので、家電量販店等で聴き比べをしてみると良いと思います。
が、、、家電量販点などでは、大音量でデモしています。
大音量の場合、高級なAVアンプのほうが良い音に決まってますので、ある程度音を絞って聴き比べてみると良いと思います。
ふつう、リビングでそんなに大音量では聴けないと思いますし・・・

【拡張性】
バータイプ : プレイヤーやレコーダ等は殆ど持たない方、TVのHDMI入力に空きがある方。
AVアンプ : プレイヤーやレコーダ等をたくさん持っている、また今後買い足したい方。
バータイプのスピーカーは(もしかするとハイエンドのものは違うかもしれませんが)、一部機種を除いてセレクタの機能を持ちません。
古いものは光端子(S/PDIF)端子だけでTVと接続していましたが、最近はTVリモコンとの連携性を高めるためにTVとHDMI接続するタイプが主流です。
よってTVのHDMI端子をひとつ占有します。
そのため、現状TVのHDMI入力がすべて埋まった状態だと、バータイプのスピーカーの増設ができないです。
TVのHDMIの入力を増やすにはセレクターを導入するという手もありますが、AVアンプには通常複数のHDMI入力がついてきますので、色々な機器を繋いだり増やしたりするのにも向いています。
AVアンプとTVは、AVアンプのHDMI出力とTVのHDMI入力を1つ繋ぎます。場合によってはS/PDIF端子も繋ぎます。
したがって、TVのHDMI入力は1つしか占有しないし、AVアンプのHDMI入力はすべて使えます。
なお、通常AVアンプを導入する場合、BDプレイヤーやレコーダ等はTVにではなく、AVアンプに繋ぎます。

【設置】
バータイプ : 配置も配線スッキリ!という方にはもってこい。
AVアンプ : とにかく配置・配線はえらいことになるのでがんばれ。
前述のとおり、バータイプの場合は、電源とTVとの接続(HDMI、またはHDMIとS/PDIF)だけ。TVの前面に設置するだけでOKなので、手軽だし配線の量も少ないのでスッキリ仕上がります。
一方AVアンプは、電源、TVとの接続に加え、2本以上のスピーカーケーブルが必要です。これが結構、スパゲティ状態の元になったりします。
そういった配線になれていない方にとってはちょっと憂鬱かもしれません。
スピーカの置き場も悩みどころです。我が家も狭いので悩ましいですが、特にサブウーファやリヤスピーカを設置するには専用の場所が必要です。
構築する場合はリビング等の部屋の状況をふまえ、配置の検討から始めるのが吉です。



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